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ここでは苔玉・盆栽と過ごしていくについて、大事そうなことを思いつくまま書いてみました。イロイロ気を遣うことはあります。ときには枯らしてしまうこともあります。大きくなりすぎてびっくりすることもあります。でも、そんなこと全部ひっくるめて植物のチカラです。うまく育ててやろう、とかたくさん咲かせてやろうとか、あんまり難しいことは考えないで、植物が変化していく四季の移り変わりを一緒に体験させてもらう、それぐらいのほうが気軽でいいんじゃないかしら…「京の花庭」はそう考えるのです。
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「京の花庭」からお届けする植物たちは、基本的に明るい日陰が好き。明るい日陰っていうのは、直射日光がビシバシ当たり続けるわけでなく、かといって全く当たらないわけでもない。太陽の角度によって木漏れ日が差す程度、の場所のことです。そうするとかなりの場所がオッケーってことになります。日の量が少々足りないと、花の数が減ったり、茎がひょろひょろと伸びちゃったりもしますが、植物がその場所に適応しようとがんばってくれている証拠、気にしないでおきましょう。あれこれ奮闘している植物に余計いとしさが増すってもんです。ただし、しめきった家の中にずっとおいておくのはかわいそう。人間だって家にばっかりいたらウツウツしちゃいます。できるだけ外に置いてやって、風をとおしてやりましょう。お客様の来られるときとか、眺めてルンルンするときに、お部屋に持って入るっていうのがいいですね。
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忘れてならないのは水やり。苔玉の上からジャバジャバ水をかけても、水は中までしみこんでくれません。ちょっと深さのある器(バケツとか)に水を張って、その中にそっと沈めてやりましょう。数分で中までしみこみます。もしくは深めの受け皿なら水をはって半日ほどおいてから、水を捨てればオッケー。苔玉を持ち上げてズッシリ感がなく、軽い!と思った頃がやりどきです。鉢植えの盆栽なら土の表面がしっかり乾いたころ。植物の根元にむかってソーっとやりましょう。鉢の下から水がジャカジャカ流れ出たら鉢のすみずみに水がいきわたった証拠です。むずかしいのは、水やりのタイミングと回数。これを間違うと植物はあっという間に弱ってしまいます。かわいがるあまり、ついつい水をやりすぎてしまうのが一番いけません。植物は少々過酷なぐらいの条件で強い子に育てましょう。そろそろやろうかな、と思ったところでもうワンテンポ(半日程度)待ちましょう。それぐらいでちょうどいいのです。ただし、真夏のみは朝夕2回やってもいいです。ついでに周囲にも打ち水したり、空気に向かって霧吹きで水を飛ばしたり、そんな工夫にも植物はしっかり喜んでくれますよ。
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うまく環境にあえば、苔玉も盆栽も何年も楽しむことができます。ただし季節が変わるごとにその表情は変わっていきます。寄せ植えなんかだと、気の弱い植物がいつのまにかどっかに消えちゃったりすることはよくあります。逆に強気の植物が、自分ばっかりにゅんにゅん大きくなってしまったり。ま、それはそれで現実として受けとめてやりましょう。あまりにワサワサしてきたら、その時点で自分ふうに形よくカットしてやってもダイジョウブ。微妙な形を何年もかかって作り上げる「盆栽」とは違って、草もの盆栽や苔玉は、植物と季節の移り変わりを楽しむものです。なるべく自然ふうに育っていくのを眺めて、楽しませてもらいましょうネ。もし苔がうまく育たなくて茶色く枯れてしまったら「京の花庭」にご相談ください!新しい苔も取り扱っています。ご自分で張り直しにチャレンジ!してみてください。
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| 【他にもこんなこと】
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植物が届いたら、定期的に植物日記を書いてみましょう。日記なんかめんどくさいって人は、デジカメでときどき写真を撮ってみるだけでもオッケー。コレ、実はすごい大切なことです。日記に書いたり写真に撮ろうとすると、やっぱりちょっとキレイにお手入れしてやりますよね。枯れた葉をとったり、見つけた小さな虫を潰し(!)たり、鉢を洗ってやったり…そうやって植物をいっぱいいっぱい見てやる、ってことが長いおつきあいにつながるんです。サボテンは話しかけるとよく育つって言いますよね。あれも実は「話しかけるぐらい近くによって毎日見てやるといい」っていう意味なんですね。言葉はわからなくても、近くによってこまごま気をかけてやれば、植物も喜んでくれるんです。ま、そうは言ってもなにかと忙しい毎日、気づいたら知らんまに枯れてたってこと、私もよくあるんですけど、ホントは…
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