【京の花庭】


 

Vol.1 花粉症とアロマセラピー
Vol.2 フルーツ、野菜のもつチカラ
Vol.3 0.17472
ってなんの数字?
Vol4. 紅葉のしくみを知る、超簡単に!

植物のチカラを知ろう!

身の回りにひそむ、さまざまな植物のチカラ!現代人は植物なしには生きていられないノデス!




いろんな紅葉の色


 
ちょっとくすんだハゼの紅葉。
夏の間の日照時間不足と考えられます。


紫色、これも紅葉!?アケビの葉


木だけじゃありません。草だって紅葉します。
これは千日紅の淡い紅葉


紅葉がうまくいかなかった例…
わが庭のモミジは、全く紅葉することなく
茶色くなってしましました…


VOL.1 紅葉のしくみを知る、超カンタンに!

 今年(2005年)の紅葉は例年より遅れ気味で、京都の場合、11月下旬から12月初旬がピークになるそうです。11月に入っても、まだ25度近くまで昼間の気温があがり、なかなか冷えがやってこない今年。会う人、会う人「今年の紅葉はアカンな〜」と、そんなあいさつをかわしています。



 紅葉のしくみ… この時期ぐらいしか興味のわかない話題ですので、せっかくですからカンタンに勉強してみましょう。
 秋になって寒くなると、葉っぱ自身が葉の付け根のところを細らせます(
離層といいます)。枝から離れていく準備です。
  離層ができて、枝との間で物質のやりとりができなくなると、葉っぱ自身の中で、いろんな変化が起こり始めます。まず寒さによって、葉を
緑色に見せている物質、葉緑素(クロロフィル)が分解しちゃいます。

←葉を緑に見せているのは、葉緑素のはたらき。

そうするともともと葉の中にあっカロチノイド、という
黄色く見せる物質が残って、葉が黄色く見えるのです。

←黄色くなった葉の奥に、早くも次の芽生えが…

  また、葉の中に残った糖分が変化して、
赤くみせる色素アントシアンが多くできます。すると葉は紅く見えるわけです。
←紅葉の王道!これがアントシアンの紅!

  わかったような、わからんような…ですね。ま、そんな化学変化が、葉の中でいろいろとおこっている、とそのへんでいいですよね〜!大切なのは、
紅葉を美しい!と思える心なんですから!
 といいつつ、あとちょっとだけ。紅葉が美しく見える条件は、「夏のあいだの日当たり、秋になってからの低温」といわれるのも、上の説明にあてはめるとよく分かりますネ。夏の間、葉に光をたくさん浴びて養分がたくさん蓄えられると、アントシアン(↑赤色の色素)もたくさんできて紅がきれいですね。秋の低温がすすむと、葉緑素(↑緑色の色素)の分解がすすんでカロチノイド(↑黄色の色素)が良く見えますね。

 紅葉のしくみのポイントは、色にまつわるこの3つの物質です。
 今年の紅葉狩り、「紅葉きれいやね〜!」のあとに、ちょこっとこの説明を加えてみましょう。ちょっとソンケーされるかも!?

(2005年11月08日)



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